痩せられないって誰が言ったの?

Energyword_2
 Vol.117
   「 周りの声に惑わされず、
                 自分自身の心の声に耳を傾けてみよう!」

 
  Ew116
  先日、面白い本を見つけました。
  タイトルは、
  「パワーの原則 影響力を発揮しつづけるパワーとは」
  (ブレイン・リー著)
  この本のメッセージを少しご紹介すると、
  ***

  誰でも力(パワー)を欲しいと思う。
  たとえば、同僚が自分に敵対するのではなく自分に協力してくれたらありがたい。
  友達からも尊敬されたい。
  このようなパワーを手に入れるのは、押しの強さや、交渉力や、強制、妥協でと
  いう人は多いが、それは違うし、長続きしない。
  永続する本物のパワーは、戦略からも策略からも、駆け引き、脅しからも生まれ
  てこない。
  パワーの鍵を握るのは、尊敬である。尊敬こそがパワーである。

  ***
  という内容が色々なスチュエーションを通して、分かりやすく説明してあります。
  ご興味があれば、ぜひ一度読んでみてください。おすすめです。
  さて、この中で私の心に突き刺さった言葉があります。
  それは、
  「人の批評でパワーをなくしてしまう……」
  ということ。
  自分には才能や知識がないと思いこむと、パワーレスな状態になってしまいます。
  しかし、それは本当に知識や才能がないからなのでしょうか?
  それとも、誰かに「あなたはこれが出来っこない。」と言われたのが発端で、自分
  の能力を疑いはじめ、いつしか「自分にはこれは出来ない」と思いこんでしまった
  からではないでしょうか?
  そう、一度自分を疑い自己不信が芽生えてしまうと、人から言われた勝手な批評
  をあたかも言われたままに思い込んでしまいがちです。
  私たちが無力になる最大の原因は、”自分を疑う”ということ。
  「私にはできるはずがない」と自分に言い聞かせ、チャレンジする気持ちを自分で
  もぎ取ってしまうことです。
  なぜなら、
  疑いを持って結果も出なかったら、「やっぱりね、私が出来るはずないんだから」と
  自分で納得させます。
  でも、本当にそれでいいのでしょうか?
  ここで考えてみてください、失敗を知らない子供の頃は恥ずかしがることもせず、
  人前で歌を歌ったり、踊ったり、「自分は宇宙飛行士になる!総理大臣になる!
  女優になる!」って言っていたのに、いつからそんなのなれるはずがない……。
  に変わったのでしょうか?
  また、
  ここでダイエットやボディメイキングにあてはめて考えてみましょう。
  例えば、これからダイエットする!エクササイズする!と決めた時、
  「たぶん続かないだろうけど、とりあえずやってみようか」と心で思ってしまったり
  したことはないでしょうか?
  (私自身も以前は同じことを考えていました。)
  なぜ「続かないかも?」って最初から思ってしまうのでしょうか?
  それは、誰が言った言葉ですか?
  自分には痩せる資格がないと勘違いしていませんか?
  私たちは、自分自身の身体と心をコントロール出来るからこそ、人間なのです。
  ただ不幸にして、多くの人はこの事を忘れ身体と心によって支配されています。
  食事の後にお腹が一杯だな、と思っても、目移りして今度は甘い物が食べたい、
  と体の声を無視して食べ続けてしまいます。
  しかし、自分の感覚を支配するのは自分自身であり、舌や目ではない事に気づき
  ましょう。
  気づいたら何をするか?
  それは簡単にできる事から始めて、習慣にする事です。
  「もう甘いものは一生食べない」と言うのではなく、毎日甘いものを食べていたら、
  せめて週3回に(1日おき)してみようかというように、ストレスを感じず、いつの間
  にか自然に甘いものから遠ざかる方法を実践していきましょう。
  極端なことをやろうとすれば、同じ失敗を何度も繰り返し、いつか誰かに言われた
  「どうせ出来っこない」が本当に「出来ない」になっていくのです。
  このように、
  最初は誰に言われたかすら覚えてないのに、それがいつの間にか悪癖のように
  なるのは、どう考えてもおかしいですよね?
  しかも悪癖は意外に厄介。
  そんなに嫌ならその癖直せばいいのでは?とは簡単にいきません。
  それなら、生活習慣病や○○中毒なんていう言葉はあっという間になくなります。
  なぜ癖が直せないのでしょうか?
  それは、直さなくてはと思っていても、今の環境を変えるのが嫌だから。
  では、自分の悪癖を何等分かに分けて、小さな一つを変えていこうとしてみたら
  どうでしょうか?
  やはり、どんなものでもいきなり全部交換とはいかないのです。
  無理をすればどうしても窮屈になって、元に戻りたくなります。
  それよりも、細分化する事で少しづつ、環境変化してあげるほうが、自分にとって
  楽でもあり、優しい対応とも言えます。
  私自身ダイエットや習い事が続かず、今までことごとく失敗してきた一人の人間と
  して言えることですが、
  「まず、自分を信じる事を忘れないようにしましょう。」
  そして、「だめだよ、出来っこないよ」という声が聞こえてきたら、
  誰が言ったか?また、どうしてそう思うのか?徹底的に自分と話す事が大切です。
  もしかしたら思い込みかもしれないし、自分が何度も同じ方法で失敗を重ねた結果、
  自分に染み込んでしまった経験かもしれません。
  それを払拭する事はいつでもできます。
  しかし、自分自身にしかできない事でもあるのです。
  周りから「いいよ、そのままで」と言われても、自分が本当にいいと思わなければ、
  最終的には自分にとっていい結果になりません。
  整備された歩きやすい道でも、疑いを持って歩けば転ぶでしょうし、道を間違う事も
  あるでしょう。
  しかし、
  険しい道でも自分が進みたい!己の道だ!と信念を持てば、多少時間はかかって
  も、すり傷を負っても必ずゴールに辿りつきます。
  自分を信じる力と実行する行動力が、あなたの悪癖を払拭してくれるはずです。
  ぜひ周りの声に惑わされず、自分自身の心の声に耳を傾けてみてください。
  
  Editor/ Kaz

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