開き直ったチャレンジャーになる

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 Vol.74
   「 弱気のバリアを取り除くには、
              開き直ったチャレンジャーになるべし! 」

 
  Ew74
  理想のボディデザインを実現するために、これから体型改善に取り組んで
  みようという方の多くが、
  ”ワークアウトを行えばカラダを変えられる” という理屈はわかるけど、
  本音としては「本当に自分がきちんと運動を続けられるか?」「目標とする
  身体を手に入れられるのか」不安だと仰います。
  そうですね、確かに、ただじっとしているだけでは何も変わりませんから、
  簡単ではないかもしれません。
  また、ポジティブに「自分らしい体型を手に入れた未知の自分」を想像して
  と言われても最初はピンと来ないかもしれません。
  しかし、ワークアウトには特別な才能も運動神経も全く必要ありませんから、
  やれば必ず変わります。
  もちろん、成功までの道のりやかかる時間、変化の程度には個人差があり
  ますが、これはボディデザインに限らず他のことでも同じです。
  もし、それでもなお不安でしょうがないとか、どうしても自分が成功するとは
  思えないという人は、言わば「食わず嫌い」のような状態だと思います。
  成功したいという想いよりも、失敗することに対する心配のほうが勝ってしま
  っているのでしょう。
  行動をコントロールしているのは自分の気持ちや感情ですから、弱気のまま
  では行動を起こすことすらできなくなってしまいます…。
  (考えすぎると行動できなくなるのが人間の悪い癖です)
  何事もそうですが、実際にやってみないと本当のところはわかりませんよね。
  成功したいなら、成功するための意識を持つようにしてください。
  成功するための大事な意識とは、チャレンジャー精神です。
  それも、失敗を恐れない、”開き直ったチャレンジャー”になりましょう。
  例えば、
  子供のころにやった自転車の練習を思い出してください。
  1回も転ばすに上手に乗れる子はいませんよね?たいていの場合は、膝を
  擦りむいたり、お尻を強打したりしながら身体で覚えていくものです。
  また、泳ぎの練習も同じようなものですよね?
  最初から25Mを泳ぎきれる子供はいません。
  だから、できなくて当たり前。
  あくまでも、トライ&エラーの繰り返しによって身体で覚えていくものなんです。
  とは言いつつも、これらの例は子供の頃に皆が半ば強制的にやらされるもの
  ですから、それほど参考にならないという意見があるかもしれません。
  ということでこんな例をご紹介します。
  もう15年以上も前になりますが、私が湘南で波乗りを始めた頃のことです。
  当然最初は全くボードの上に立てませんでした…。
  何度トライしても無様にコケるだけ、その繰り返し。
  はっきり言って全く楽しくありませんし、なんで周りのサーファーたちが上手く
  乗っているのに自分は乗れないのかと落ち込みました。
  自分はいつまで経っても乗れないかも……と思ったくらいです。
  また、一方では、
  「こんな不安定な細い板の上に立てということ自体に無理があるよなぁ。。」
  「もしかしたら俺のボードが悪いんじゃないか?他の人のはもっと高性能で、
  乗りやすいものなのかもしれない??」
  と自分のことを棚に上げて考えてみたりしました。
  しかし、周りの人たちは楽しそうに波乗りしているのは現実です。
  そんなある日、ここであきらめるのは自分らしくない、「絶対乗ってやる!」と
  心に誓い、それから毎週末、早朝から独りで海に通って特訓しました。
  波に巻き込まれて海水を思い切り飲んでしまったり、地元のサーファーに
  邪魔だと怒鳴られることもしばしば…。
  さすがに気持ちが折れそうになる日もありました。
  ですが、繰り返し繰り返しやっていくうちに、なんとなくどこが悪いかという事
  がわかるようになってきました。
  そして、自分の中でそんな試行錯誤を重ねているうちに、あるときに自然と
  立てるようになったのです。
  それは偶然だったのかもしれませんが、この時を境にどこが悪いかではなく、
  どうすれば良いかということがわかるようになりました。
  感覚を掴んだということだったのだと思います。
  (ここまで2~3ヶ月かかりました)
  波乗りを教えられる時に、次のように言われていましたが、
  1、波がきたらパドリングを始める
  2、ボードが波に乗って走りだす
  3、その時にタイミングよくパッと立つ
  ”パッと立つ”ってなんだよ!?と思っていたのが、言われてみれば確かに
  そうだなと感覚としてわかりました。
  この時に、
  「できないかもしれない…」
  という、自分の(弱気な)感情を超えることを学んだような気がします。
  それまで、とてつもなく難しいと感じていた波乗りを自分のものにした喜びは
  計り知れませんでした。
  もし、何かに挑戦しようとしていながら、できない理由を探しているとすれば、
  それは既に自分の中で「無理」「やらない」と決めていることと同じです。
  ボディデザインも失敗して当然だという開き直りでOK!
  とにかく自分で実際にやってみることで成功の手がかりを掴んでください。
  
  Editor/ 森 俊憲

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