優しさとは強さ

Energyword_2
 Vol.84
   「失敗を恐れない挑戦心が、
                強い気持ちと真の優しさを育む! 」

 
  Ew84
  先日、このブログに以下のリクエストをいただきました。
  ”森さん
   ブログをいつも拝見させていただいています。
   森さんにお願いをしたいことがあります。
   ブログの中でリクエストしたいことがあります。
   「男の強さ」とは。その森さんの考える男の強さを聞いてみたいのです。
   今、高校でラグビーをやっていて、肉体面の強さではなく、精神面の強さ。
   これを教えて下さい。”

  >高校生さん、コメントありがとうございました
  ということで、今回のエナジーワードは、このリクエストにお応えする形で
  お送りしたいと思います。
  まず、高校生という年齢で、既に精神面の強さについて意識されていると
  いうところが素晴らしいですよね。
  (私が高校生のころは、部活の練習をサボることや音楽やファッションの
  話題等、その日をいかに楽しく過ごそうかということしか考えていません
  でした…)
  そんな私なので偉そうに言える立場ではありませんが、個人的な経験の
  中から今思いつくことをそのままお話したいと思います。
  結論から言うと、
  私の考える「男の強さ」とは、”優しさ”です。
  ただし、その優しさとは、あくまでも等身大の本当の自分から滲み出てくる
  ものであり、強がったり、無理に背伸びをした優しさではありません。
  真の意味で強くなければ、優しさを持った男にはなれないと考えています。
  ここで、私が筋力トレーニングを始めたきっかけをご紹介します。

  【↓BQメールセミナーの内容の一部を抜粋】
  私自身がワークアウトを通じたボディデザインを本気で意識し
  始めたのは大学に入ってまもなくのことです。
  当時は、なんとなく物事が自分の思い通りにいきませんでした。
  いつも、本当の自分はこんなもんじゃないはず…、というストレスを
  抱えていました。
  自分が自分らしく生きていないという、所在無い感覚でした。
  大学に入って、あらゆる意味で自由度が広がった反面、どこを向いて
  生きるべきかを見失っていたような気がします。
  そうしていくうちに気持ちに余裕もなくなってくるんですよね。
  自分に対する信頼、要するに自信もどんどん失っていくわけです。
  そんなどこか拠り所のない生活をしていたあるときに、
  偶然立ち読みしていた雑誌でこんな言葉を目にしました。
    人は、鍛えれば鍛えるほど”強くなる”、
        そして、強くなれば強くなるほど”優しくなれる”

         (当時の日体大ライフセービング部監督の言葉)
  これを見た瞬間、大きく心が揺さぶられました。
  最後の“優しくなれる”というワードに惹きつけられました。
  自信を失って、自分に余裕がなくなったことで、周りに対して優しく
  振舞うという自分らしさをなくしていたんです。
  そんな感情がもやもやと胸の中で渦巻いていました。
  だからこそ、自分が求めていたものはまさにこれだ!と思ったんです。
  そのときの衝撃は半端じゃなかったですね。
  その足で、下宿近くのスポーツクラブに入会しに行きました。
 
  それがすべての始まりでした。
  その後、今でもずっとその言葉を胸に刻みつつワークアウトを続けています。
  【↑抜粋ここまで。セミナー内容を全て読んでみたい方は下記URLへ】
  http://bodyquest.jp/program/mails.html
  このように、自分自身をしっかり鍛えたいと強く決心したのがこの時でした。
  体力面が充実してくると、不思議と気持ちにも余裕がでてきます。
  先述した、ライフセービングの言葉どおり、こうありたいという想いと実際の
  自分の内面との隙間が次第に埋まっていきました。
  心まで健康になり、当時の私はこのおかげで救われたように思います。
  ただし、そうはいいながらも、今では、体を鍛えればそれで十分かと言うと、
  そうでもないと考えています。
  (ここからは私のその後の経験を元にした話です)
  社会に出れば、今以上に重要な選択や判断を強いられる場面が増えてくる
  はずです。
  そして、その時々の選択や行動が結果として自分自身に跳ね返ってくるの
  です。
  
  社会人として認められる以上、やはり結果は自己責任ということですよね。
  堅苦しい話をしたいわけではないので、もう少し分かりやすく説明すると、
  日常生活の中で活かせる、
  ”自分なりの行動指針”
  が大事になるということなんです。

  私は、自分が何をするにせよ、
  「後で後悔しないように、今どうすべきか?!」
  ということを唯一の判断基準にしています。

  
  要するに、自分の心の声に素直に従うということですね。
  
  あの時にこうしておけば良かったとか、こんな風に応えていれば今のような
  状況にはならなかったかもしれない……。
  とクヨクヨすることが大嫌いですし、こういう思いはある意味での責任転嫁に
  他なりません。人間はやはり、自分で決めた道だからこそ本気になれるのだ
  と思います。
  だから当然、私自身、失敗することも良くあります。
  でも、後悔はまったくありません。
  なぜならば、ポジティブな挑戦ができることの喜びのほうが断然大きいので。
  よく、失敗は成功の元だといいますが、それは真実で、失敗や試行錯誤は
  成功へのとても大事なプロセスです。
  また、失敗は自分の中で認めなければ、ただの通過点でしかありませんし、
  本当の意味での挫折ではありません。
  
  人生は選択の連続であり、私はその集大成がその人の一生だと思っている
  のですが、後悔しない本気の生き方はとても清清しいと感じています。
  「失敗を恐れず、等身大で素直に生きること」
  これもぜひ、男の強さの条件に加えてください。
  必ず良い結果に結びついてくるはずです。
  >以上、高校生さんの参考になれば嬉しく思います
  
  Editor/ 森 俊憲

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