自分の殻を打ち破る

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 Vol.95
   「 自分の殻を打ち破るため、
                    ワークアウトの引き出しを多く持つ!」

 
  Ew95
  普段皆さんはどんなメニューでワークアウトをしていますか?
 
  私の場合、ヨガや自宅ワークアウトをしない日は、たまにジムのマシーンで
  トレーニングを行ったりしています。
  しかし、使う器具やメニューとしてはそれほど大きな変化はなく、大体いつも
  同じルーティーンをこなしているという感じです。
  また、フィットネスクラブに行くとマシーン以外にも興味をそそられるものが
  あります。
  それが、グループレッスンのスタジオプログラム。
  特に最近は、その種類もバラエティに富んでかなり充実してきています。
  私ももちろん興味があるのですが、新しいスタジオプログラムに参加するの
  って何気にちょっと勇気がいりますよね。
  それも、月末なんていうと尚更勇気がいるもの。
  というのも、ダンス系などは特にそうですが、インストラクターさんは1か月毎
  に1つの動きを完成するようにメニューを構成することが多いからなんです。
  なので、「おっこれは新鮮な感じで楽しそう!」と思っても、常連さんがレッスン
  の前に大鏡に向かって振り付け動作などを一人で復習している姿をみると、
  「うわ…、これはきっとついていけない」などと怖気づいてしまいます。
  皆さんも、経験したことありませんか?
  そんな中、
  先日、あるお仕事で新しいスタジオプログラムの取材&企画監修を依頼され、
  そのスタジオプログラムに実際に参加する事になりました。
  それも、私の性格からするとかなり異質な感のある格闘技系の動きを取り入
  れたプログラム。
  一列目には、予想通り猛者的な常連さんの姿もちらほら。
  「ひえー、私出来るのかしら?途中で抜けれるかな?」と最初から不安に陥り、
  逃げ腰状態でした。
  しかしです。
  いざプログラムがスタートすると、元気なインストラクターさんの指示に従って
  パンチ、キック、相手の動きをかわす動きなどを何度も繰り返しているうちに、
  スタジオの熱気も最高潮!
  あらら、不思議と、私も次第にテンションが高まり、いつの間にか笑いながら
  激しく動いているではありませんか。
  (もちろん、動きには上手くついていけませんでしたが…)
  でもこれがスタジオエクササイズの醍醐味でもあるんですよね。
  笑いと発声と動いている気持ちよさ!
  これを感じられれば少々、動きが違っても関係ないんです。
  頭で考えるよりも、素直に激しく身体を動かすことが優先される機会って中々
  日常ではありません。
  結果的に、普段は絶対に行わない動作のおかげでほとんど使わない筋肉を
  したたかに刺激することができました。
  これは、通常行っているマシーンを使ったトレーニングトや自宅ワークアウト
  でも同じことが言えます。
  人間はどうしても、自分が出来そうなもの、性格にあっているものを無意識に
  選んでしまいます。
  それは、エクササイズを続ける意味で大切なポイントになりますが、一方では
  「マンネリ化・飽き」という状態にならないように注意することが必要です。
  ワークアウトを続けるために大事なのは、
  「良い成果を想像し、楽しみながら”チャレンジ”すること」。
  だから、たまにはちょっと違うものに挑戦してみるということは、ワークアウトを
  長続きさせる良いスパイスになり得ます。
  挑戦心こそが私たちの脳のワクワク感を刺激してくれるからです。
  ただし、新しいものに挑戦するには、勇気がいります。
  そして、しばしばその勇気を萎えさせてしまうのが、自分の中の「恐怖心」です。
  出来るかな?→出来ないと怖い・恥ずかしい→やっぱりいつものワークアウト
  に戻ろうという心理的なパターン、ありますよね。
  誰でも元来挑戦する気持ちは持っていますが、慣れた環境を変える行動力を
  必要のない「恐怖心」でないものにしてしまう事が多いと思います。
  「どうせ~。やっても~。無理無理~。」という言葉はちょっとしまっておいて、
  「もしかしたら意外に楽しいかも?!新しい発見が出来るかもしれない!!」と
  いう言葉に置き換えてみてください。
  そうやって勇気を出して一歩踏み出してみると、案外と自分に合っているもの
  が見つかるものです。
  その昔、
  私はマシーンなんて絶対自分らしくない!私が好きで合っているのは、ステップ
  などのスタジオプログラム!と思っていましたが、いつの間にかマシーン派に。
  逆に久しぶりにスタジオに参加したら、「出来るかな?」と不安になりました。
  面白いですよね、これも人間の環境への慣れに対する依存心なのでしょう。
  でも、ちょっと気持ちを変えれば、マシーンもスタジオもと色々なメニューで運動
  を楽しめる事が出来るようになります。
  いつも自分に言い聞かせているのですが、
  ”引出を多く持つとその分人生は楽しくなる!”
  これを再確認できました。
  皆さんも引出を多く持つために、ちっちゃな「恐怖心」はこの際無視して、新しい
  ワークアウトとの出会いにチャレンジしてみてはいかがですか?
  
  Editor/ Kaz

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