自分自身がムードメーカー

Energyword_2
 Vol.96
   「 自らがムードメーカーになって、
            躍動感あふれるワークアウトに挑戦してみよう!」

 
  Ew96
  昨日のWBCアジアラウンド2回戦、日本はこのところの対戦で苦手意識
  を抱いていた韓国になんとコールド勝ちを収めました。
  試合としては、日本にとってこの上ない展開でしたが、まさかこれほどの
  大差になるとは思ってもみませんでした。
  これにはプレーボール前からドキドキして、TVの前で手に汗を握りながら
  観戦していた私も少し拍子抜けしたほど。
  ということで、
  勝利の確信をした2回以降は、勝敗の行方をハラハラしながら見守ると
  いうよりは、
  「絶対に負けられない一戦」
  という張り詰めた緊張感の中、日本チームの選手達がどうしてこれだけ
  のパフォーマンスを発揮できているのか?!という点に興味が移りました。
  解説者の皆さんなどの戦前の展望では、むしろ日本チームが劣勢に立た
  されるのではということだったのですが、正反対でしたね。
  日本チームの躍動感が相手を飲み込んでいるという印象でした。
  勝負スポーツの世界では、よく 「勝ちたい気持ちが強いほうが勝つ」など
  と言われます。
  しかし、この試合に限っては、お互いの「勝たねばならぬ」という使命感に
  差はなかったでしょう。
  そういう意味で、モチベーション的には十分すぎるほどの状態でしたから、
  あとは選手それぞれが、
  「本来の実力を発揮できるかどうか?」
  が大きな鍵になっていたと言えますよね。
  日本チームは、先頭のイチロー選手のヒットに始まり、各選手が期待され
  た役割を存分に果たし、非常に良いムードで自分たちのペースに持ち込
  めたということが勝因だったと思います。
  このように、団体の競技スポーツにおいて、”ムードやリズム”というのは
  非常に大切。
  私自身も学生時代はバレーボールをやっていましたので、このことは嫌と
  言うほど身にしみてわかっています。
  大事な公式試合などで、まずはとにかくミスをしないようにと守りの姿勢で
  いると動きが堅くなり、自分たちのプレーができません。
  いつもの自分らしいプレーがコントロールできなくなると、そのこと自体に
  焦りを感じ始め、さらに堅くなってしまいます…。
  そうやって予想外の敗戦を喫したことも何度かありました。
  逆に、自分のやりたい動きを上手くコンロトールできると、余計な肩の力が
  抜けて気持ちよくプレーできるのです。
  そのように気持ちよくのびのびとプレーしていれば、さらに試合の流れが
  傾き、どんどん気分も乗ってかなりのイケイケ状態に!
  こうなればしめたもの。
  結果として最高のパフォーマンスが発揮できるのです。
  この、「自分のペースでプレーできる」というのは、対戦相手がある場合は
  もちろん、個人競技においてもパフォーマンスや結果を大きく左右します。
  また、
  どんな状況であれ、本来持っている能力をしっかり引き出せるかどうかは、
  たとえスポーツ選手でなくともとても重要な要素ですよね。
  当然、ボディデザインを目的としたワークアウトに関しても同じです。
  よし今日はこれをやるぞ!というメニューに対して、しっかりと行動や動作
  をコントロールできれば気持ちよく頑張れますし、そうすることで自然と良い
  リズムが生まれます。
  ただ漠然と身体を動かすのではなく、狙った部位を意識して正しいフォーム
  できっちりと動作させることができれば、確実に成果は得られます。
  また、ワークアウト中、自分に対して、
  「今日はいい感じでこなせているぞ!」
  「それでこそいつもの私(俺だ)、その調子♪その調子♪」
  「今日は調子いいから、いつもよりもう1セット余分にやってやるぜ!!」

  などを語りかけることも、単純ですが意外に効果がありますよ。
  継続的な運動習慣を身につけるには、このように自らがムードメーカーに
  なって自分の気分を盛り上げたり、リードするようにすることも効果的です。
  そうすれば、日々のワークアウトが義務的でいまいちつまらないということも
  なくなるはず。
  私たちも、日常的に行うワークアウトをいかに活き活きと充実させられるか
  によってその成果(ボディデザイン)が断然変わってきます。
  ぜひ、1回毎のワークアウトの時間を大事にしながら、毎回少しずつでも
  レベルアップさせていくように心がけてみてください。
  
  Editor/ 森 俊憲

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